ピュアクリートの特長
7つの特長
最新技術による画期的な塗床材ピュアクリートは、大別して7つの優れた特徴を持っています。
これらのメリットから各種工場で求められる安全基準、衛生基準をクリアできる塗床材として、自信を持ってお勧めいたします。
1短時間施工
お客様の使用環境、使用条件、施工条件に合わせた最短施工を実現します。ピュアクリートは比較的硬化が早い為、限られた時間内で施工し、お客様の生産に影響を与えません。施工時間を徹底的に管理することにより、365日24時間フル稼働している工場でも製造ラインを止めることなく施工が可能です。
2水気に強い
新設時において、下地コンクリートの含水率が他の塗床材に比べ、10%以下で施工でき、しかも強い接着力を保てるのはピュアクリートの大きな特徴です。このため食品生産工場など湿潤な環境でも改装計画が立てやすく、施工後はメンテナンスが容易になり、長期間の耐用が期待できます。上図では、ピュアクリート、MMA(溶剤型)、エポキシ(無溶剤型)をそれぞれ下地含水率の変えたモルタル板に施し、従来の塗り床材と接着力を比較したものです。従来の塗床材は下地の水分が増すと接着力が低下しますが、ピュアクリートはほとんど影響がなく、水分が多くても高い接着力を保持しています。また、接着力は強度だけでなく、どこから破断したかが重要で、下地と塗料の界面で剥がれるようでは心配です。ピュアクリートはどの水分値でも界面剥離がなく、下地から破断しています。つまり、どれも下地強度以上の十分な接着力であることを示しています。
3無臭
ピュアクリートは臭いません。測定機による数値も極めて低く、人の嗅覚には感じないと言ってよいでしょう。水系・無溶剤の床材のなかでもトップレベルと自負します。したがって、稼動中の食品加工場等で施工し工場等で施工しても、製品に臭いが移ることはありません。ホルムアルデヒドをはじめ、シックハウス症候群の原因とされる揮発性有機化合物(VOC= Volatile Organic Compounds)の発散についても、ピュアクリートの測定結果は極めて低く抑えられています。また、ホルムアルデヒドについては別記のとおり「F☆☆☆☆」に対応しています。
4防カビ
クロカビ・アオカビ・クロコウジカビなどの繁殖を防止し、清潔な環境を維持することは衛生管理から見て大変重要となっています。
ピュアクリートは、一般的に使用されている防カビ剤に比べ、人体への影響が極めて低い、安全性に優れたものを使用しています。
また「樹脂の厚み全体に防カビ性」が施されているため、長期にわたり防カビ効果が持続します。
5耐熱(ピュアクリートHF・HG)
熱による負荷は、酸・薬品によるものと同様に床の大敵です。加熱装置が稼動し、高温の蒸気洗浄が繰り返され、あるいは熱湯と冷水が交互に流される(ヒートサイクル)というような、従来の床材では対応し切れなかった過酷な環境にも、ピュアクリートは優れた耐久力(エポキシ、MMA 系の2 ~ 3 倍)を発揮します。
上の図表は、90℃以上の熱湯と20℃の冷水を交互に毎分6 リットル、各15 分間流すテストを1000 サイクル実施。前後の接着性の変化を計測したものです。1000 サイクルは、実際に工場等で1 日1 回熱水洗浄を行った場合、3 年に相当する(1 日6 回では半年)といわれています。
※但し、蒸気配管下や機械の輻射熱等、ピンポイントで高温が当たる場所では剥離の可能性があります。設備面での熱対策が必要になります。
6耐衝撃・耐摩擦
樹脂と骨材がバランスよく配合されており、工具の落下、重い搬送車輌などの走行にもびくともしません。
7耐酸・耐薬品
重量物の落下等による破損や磨耗以外に床が劣化する原因の第1は酸(酢酸や蟻酸、次亜塩素酸ソーダ等)による浸食です。ピュアクリートは、酸の他、ほとんどの薬品に優れた耐性があります。特に有機酸に対する耐性は、従来のエポキシ、MMA樹脂に比べはるかに高くなっています。
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